ATND アテンド β PRODUCED BY RECRUIT

ログイン or 無料登録

研究するモノに三次元を―SfM/MVSを用いた考古資料計測Workshop 第一回 文化財方法論研究会 【初日】

日時 :
2016/01/16 (土) 13:15 ~ 18:00
定員 :
54人
参加費 :
700円
会場 :
平城宮跡資料館講堂(奈良県奈良市佐紀町)
主催者 :

【注意】ハンズオンに参加される方は必ず2日目の登録をお願いします

2日目の登録はこちらからお願いいたします なお、楽しい夜からの情報交換会はこちらからお願いいたします。

新しい計測方法を研究者の手に

  研究の進展により、発掘調査において取得すべき情報は増加の一途をたどっています。情報取得の高度化は調査担当者が全ての情報取得を網羅することを困難と し、作業の分業化により、練熟した補助者が記録をおこなう状況も一般的になりました。この状況は、研究や技術の進展に応じた当然の帰結かもしれません。し かし、忘れてはならないのは、発掘調査における情報取得と記録の取捨選択の重要性です。専門知識を有する担当者が現地で情報を取得し、記録することは必須 です。   従来の方法では、現場の情報を取捨選択して時記録する方法は手書きによる方法しかありませんでした。空中写真測量をはじめ、多様化した近年の計測手法で あっても、成果が戻ってくるまでのタイムラグが長く、現場で成果を確認したくても既に実際の遺構はない、という状況も良くあるかと思います。現場での確認 ができない、このジレンマを御理解いただける方もいらっしゃるのではないでしょうか。  発掘調査は遺跡の破壊という面を持っていることは否定できません。だからこそ情報の取得とそれを残すことに最善の努力がはらわれていると思います。しかし、そのようにして残される唯一(かもしれない)の情報の作成が研究者の手から離れていく、それでいいのでしょうか。

誰でも出来る方法を

 考古資料の計測は研究の基礎であり、調査や研究において不可避な作業です。方法があったとしても、利用に障壁が高い方法では、意味がありません。誰でも出来る方法が基礎にあってこそ、意味があります。 もっとも、必要なところでは予算を獲得し、専門家に任せるべきところも多くあります。しかし、日々抱えている問題を少しの工夫でもし解決可能であるのなら、その方法を共有し、利用を進め、また洗練させていくことも必要なのではないでしょうか。

SfM/MVSの利用

 立体物である考古資料を記録するのに最も良いデータはやはり三次元データでしょう。そして、上述した課題に応える手法が近年いくつも表れてきています。そのひとつがComputerVision技術の中のSfM/MVSと呼ばれる技術です。SfM(Structure from Motion)は複数視点からの画像を元に、画像の撮影位置と撮影物の三次元的な関係と形状を復元する方法であり、MVS(Multi-view Stereo)は得られたカメラ位置などのパラメータから高密度の点群を生成する方法です。この技術を利用してカメラとコンピューター、それにソフトウェアがあれば、対象物の三次元情報を取得することが可能です。もっとも、文化財への利用には問題点や 課題もまだまだ多く存在すると思います。精度や利用方法など、問題はまだまだ山積みです。しかし、これらの問題に取り組むためにも、多くの人が利用し、考 えていくことが必要と考えます。今回の研究会・ワークショップでは、SfMの利用を進めている事例紹介や、利用方法の紹介を通じて、手法の有効性の検討や利用の普及を進めていくことが目的です。我々もまだまだ勉強中です。気楽に皆で楽しみながらできれば幸いです。

プログラム

【初日】

 13:15 開始       本ワークショップの目的と手段の紹介 金田明大(奈良文化財研究所)

 13:30 計測の実際(30分)
      遺構(金田)
      遺物 山口欧志(立命館大学)

15:00 事例紹介(ショートトーク)13分(15分)×6本
       1)「仮)立体的な文化財の計測」 三井猛(三井考測)
   2)「仮)震災復興調査での利用」 古川匠(京都府)
3)「仮)石造文化財」 永見秀徳(筑後市)
4)「多手法を用いた大田区山王横穴の3次元計測」 ナワビ矢麻(早稲田大学)
5)「新しい計測手法を利用した風食木簡墨痕明瞭化について」 中村一郎(奈良文化財研究所)
6)「海外調査におけるSfMの活用事例-限られたリソースへの対策として-」 野口淳(NPO法人南アジア文化遺産センター)・千葉史・横山真((株)ラング)

 16:30 ワークショップ(S1 インストール編)(山口他)

         (18:00頃 終了)

 18:30 情報交換会
 21:00 情報交換会終了(たぶん)

ハンズオン参加の方はコンピューター(OS:Windows)をご持参ください。

  • このコメントは全員が閲覧、すべてのログインユーザーが投稿することができます
ますゆき
ますゆき - (2015/11/02 (月) 06:19)
私のような市民が手軽にデータ収集ができるか知りたいので参加させていただきます。
あかねだ
あかねだ - (2015/11/02 (月) 08:36)
ありがとうございます。地域の方が地域の文化財を記録する方法としても有効と思います。
あかねだ
あかねだ - (2015/11/07 (土) 05:03)
参加いただける皆様にお願いです。

ワークショップの講師・アシスタントおよびコンセントなどの設備の関係で、1日目と2日目のエントリーが分かれています。お手数ですが両日参加希望の方は【2日目】の応募https://atnd.org/events/71887#もお忘れなくお願いいたします。また、情報交換会の参加もお待ちしております。
kouji sato
kouji sato - (2015/12/01 (火) 02:04)
参加いたします。よろしくお願いします。
あかねだ
あかねだ - (2015/12/01 (火) 11:29)
皆様、まだまだ先の研究会ですが定員に達しました。ありがとうございます。初日は会場の余裕があるので、定員を増やしておきます。
あかねだ
あかねだ - (2015/12/29 (火) 23:28)
参加希望の方が多いため、初日分のみ定員を増やしました。よろしくお願いいたします。また、ハンドルネームで登録いただいている方は当日の名札の準備ができませんので、当日手書きしていただくか、ご連絡いただけましたら幸いです。また、ハンズオン参加希望の方はコンピューターは必須、加えてお使いのデジタルカメラも御持参いただけますとよいかと思います。
佐藤桂
佐藤桂 - (2015/12/30 (水) 11:05)
三井さんから情報をお聞きしました。初日に参加希望ですが、大丈夫でしょうか。
あかねだ
あかねだ - (2016/01/03 (日) 02:46)
佐藤様、初日はあと1枠です(一応)。ただ、初日だけでしたら、大丈夫かと思います。
あかねだ
あかねだ - (2016/01/05 (火) 15:11)
初日は子供のスペースを設ける予定です(まだ確定できていませんが)。保育まではできませんが、活用いただけますと幸いです。
あかねだ
あかねだ - (2016/01/06 (水) 15:32)
初日の枠を増枠しました。二日目はコンセントや講師の都合で定員を広げるのが難しいですが、お聞きいただくことは可能と思います。

コメントを投稿するには、ログインしてください。

掲載されるイベント情報は、利用者の皆様によりご提供いただくものであり、株式会社リクルートは本情報の正確性や内容について、一切保証するものではございません。詳しくは利用規約をご参照ください。